前回のパパベアチェアと同じハンス・J・ウェーグナー作、PP501 / 503
皆さんご存知、通称ザ・チェア「椅子の中の椅子」

 

この堂々たる風貌、風格、存在感…
男の中の男、ならぬ、椅子の中の椅子!!
普段は見ているだけのこの椅子ですが、実際に座って検証してみました。
だいぶゆったりとしたサイズ感。
男性にちょうど良いサイズ感ですが、女性も寛いで座れます。
腰痛持ちだったJ.F.ケネディ大統領が1960年大統領選でリチャード・ニクソン氏と討論を行った時に、楽に座れて、それでいて堂々とカッコよく見える椅子を求めて、たどり着いたというこの椅子。

 

この討論会に使用されたザ・チェアはスミソニアン博物館に展示されているそうです。
北欧各国ロイヤルファミリーが座ると…

デンマーク女王マルグレーテ2世

左からノルウェーのホーコン皇太子、スウェーデンのビクトリア皇太子、デンマークのフレデリック皇太子

座る人の気品をますます際立たせて美しく見えます!

背もたれ(笠木)の絶妙なアングル

 

身を預けると木に包み込まれてとても寛いだ気分になります。
笠木と繋がっているアームには自然と腕が乗ります。
椅子と腕が一体化して、肌で木のぬくもりを感じられます。
すべすべで、ずっと触っていたくなるようなこのアーム^^
シートが後ろに少し傾斜していて、座面も中央が少し低くなっています。
何か作業というよりは気持ちをゆっくり落ち着けて読書や食事、なんてシーンにぴったりです。
笠木とアームのフィンガージョイント部が綺麗で、個人的にとても好きな部分です。
使いこんでいくと木の色合いも深い色に変わっていくんでしょうね!
一般的の家具製作は木材を製材所から仕入れて作ります。
製材所の材は同じ材種といえども、様々な木から取れた材が混ざっています。
この「ザ・チェア」に関しては、必ず同じ1本の木から取れた材で椅子を完成させるという点が大きく違います。
同じ根から育った木を使うことにより、経年変化の具合が全て同じなので長年経った姿が美しくなります。
また木の収縮率も同じなので、強度的なことに関してもよりよい椅子ができることになるわけです。
さらに驚くべきは、その木を「切り倒す」のではなく根っこから「掘り起こす」ということです。
一本の木を掘り起こして、そこに盛り土をして、苗を植えるということをしているそうです。
当然、単に木を切り倒すのと違い、もの凄いコストと労力が要りますが、ウェグナー自身が望んだことであり、環境とものづくりを追求したPPモブラーの真摯な姿勢です。
親から子へ、孫へ大切に代々受け継いでいくような椅子。
時間をかけて気に入ったものを一つずつ揃えていきたいです。

 



   

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